‐剣道を通じて「人間力」を高め、組織運営を通じて「自主性」を育みます‐
監督 小日向貴史

國學院大學剣道部は令和4年11月に創部130周年の節目に、指導体制も新たにスタートを切りました。脈々と続く伝統を大切にしつつも、新たな取り組みに積極的に挑戦し、時代に即した変化をしていければと思っております。
國學院大學剣道部は、おかげさまで、全国各地より毎年多くの学生が入部しています。様々なレベルの学生がいる中で、お互い個性を認め合い、足りないところを補いながら、日々の稽古に励んでいます。
國學院大學剣道部では、学業を優先とし、限られた時間や環境ではありますが、集中した稽古を実践しています。また、長期休暇を利用し、春・夏の合宿はもちろん、剣道以外でも、メンタルトレーニングや、外部講師によるチームビルディング研修などを取り入れた活動を行っています。
剣道部の指導方針といたしましては、試合に勝つための競技力の向上はもちろんですが、剣道の本質を追究しつつ、生涯剣道を続けられる基盤を作っていきたいと思っております。同時に、剣道を通じた気付きを大切にし、日常生活でも活かせるように、「人間力」を高めることに主眼を置いています。
また、剣道部活動を通じて、「組織力」の向上に全員で取り組んでいます。目標を共有し、一人ひとりが役割と責任を果たし、コミュニケーションを大切にしながら、個々では成し遂げられないことを、チームで達成していく過程を大切にしています。運営は、指導スタッフ・OBがバックアップしながら、学生主体で行い、自主性を高めています。
学生、OB、指導スタッフが一体となり、今まで以上に、明るい雰囲気づくりに努め、ここに集う全ての方々の人生が、剣道を通じて、より豊かになればと思っております。
國學院大學剣道部を卒業して良かったと思ってもらえるように、指導スタッフ・OB一同、学生の皆さんを応援していきます。